ウレタン修理

丁寧に乗り降りしていても、どうしても乗込み側のレッグサポートは破損しがちです。
ウレタンの修理は、割れたり大きく崩れたウレタンを補修してから、表面を補強するという手順で行います 。

ウレタン補修について

座面ウレタンの裏側です。

乗込み側が大きく割れて崩れています。

崩れたところにウレタンを補充するなどして元の形に補修していきます。

あまりに大きく崩れていた場合、補修後若干硬くなることがあります。

フレーム側の補強について

フレームにかかる部分はそのままでは割れやすいため、不織布などを用いて補強していきます。

こうすることにより、ウレタンへの荷重が分散され割れにくくなり、飛躍的に耐久性が上がります。

右が加工前、左が加工後です。ウレタンが乗る部分の太さが違いがお分かりでしょうか。
ウレタン側と同じ幅に成型していますので、ウレタン側の補強と相まってかなり崩れにくくなります。

とくにVFの場合は、構造上座面の下が大きく割れてしまいますので、補強は効果的です。


SRなど、サポートが大きなモデルも同様です